施設の紹介

幸保愛児園イラスト

○基本理念

「子どもを守り、愛し、共に生きる」

○基本方針

みんなの権利を大切にしあい、安心安全な生活をつくります
みんなの人間性や社会性が育ちあう生活をおくります

○幸保愛児園の概要

幸保愛児園は、神奈川県葉山町にある児童養護施設です。社会には様々な人たちが生活しており、その中には保護者のいない子ども、その他環境上の養護が必要な子ども等、家族と生活することの出来ない子どもたちもいます。
このような子どもたちを、家庭の代わりに養育する施設を【児童養護施設】といい、神奈川県下にある児童相談所を通して子どもが入所します。
入所の理由は様々ですが、数日間お預かりする子もいれば、長期的に施設で生活する子どももいます。
幸保愛児園の職員は、子どもたちそれぞれに毎年自立支援計画を立て、児童相談所と協力しながら、子どもたちが自立、あるいは家庭復帰することを援助していきます。

○幸保愛児園 設立沿革

昭和27年 アメリカ・ロサンゼルスのエバーグリーンバプティスト教会、二世宣教師メリー幸保菊枝長谷川氏により、戦災孤児の救護を目的として、キリスト教主義の元、在米二世の援助により設立された。
昭和28年 5月1日  児童福祉法における児童養護施設「幸保愛児園」認可
平成2年  4月1日  地域育児センター開設
平成11年 4月1日  家庭養育支援センター(地域育児センターの名称変更)開設
平成13年 6月1日  家庭養育センター館 完成
平成15年 12月1日 コミュニティホール完成
平成18年 1月1日  地域小規模養護施設Cottage 認可、設立
平成28年 8月1日  本体施設建て替えによる新館・別館 完成
平成29年 4月30日 本体施設建て替えによる本館 完成

○施設の概況

事業主体  社会福祉法人 幸保園
施設の種類 児童養護施設
所在地   神奈川県三浦郡葉山町一色932
入所定員  2~18歳の児童 40名/小規模6名
職員    45名(児童指導員、保育士、栄養士他)

社会福祉法人 幸保園   
       理事長 髙橋ゆきえ
児童養護施設 幸保愛児園 
       園長  平野雅己

〇地域小規模児童養護施設「Kobo Cottage」について

Kobo Cottageは、社会福祉法人幸保愛児園が設立した地域小規模児童養護施設です。
大きな集団生活を離れ、子ども6名と職員4名がひとつの家で生活をします。家庭的な環境のもと、その特性を生かしこれまで以上に子ども一人ひとりに個別的な支援を行います。

少人数での家庭的な生活を最大限に生かし、子どもと職員がよりその関係を深めながら、心・時間・空間にゆとりのある生活の中で、子どもの健やかな成長と自立心の育成を目指します。

現在は、大きな建物となった幸保愛児園ですが、その小さな始まりは小さな家(Cottage)でした。複雑化する社会の中で、子どもを取り巻く環境も大きく変化しました。創立当時の原点に返って子どもの養育に取り組み、子どもにとってあたたかな家となることを願っています。

幸保愛児園がある場所
「葉山」

葉山町観光協会ホームページ